2008年11月14日 16:02

プロントの女

嫁です。


おとといの夕方、携帯の機種変更をした帰り、
新しい携帯電話を早くいじりたくて我慢できずに、
魚町のプロントに入った時に遭遇した女の話。

25、6歳ぐらいかな?
私から4~5mぐらい離れた席にひとりで座っていて、
携帯で誰かと話している。

「 うんうん・・・だけ、〇日がよかったんやけど、その日は仏滅やけ、
 その次の週の〇日にしようと思っとんよ、
 だけお父さんの予定、聞いとって 」

あー、結婚式の日取りか。
家族に予定を聞いてんだな。

・・・って、本当に最初はその会話が、何気なく耳に入ってきただけだったんですよ。


で、その身内らしき人との電話を切って、また別の誰かと話をし始めた。

「 もしもし、あたし。忙しいんやろ?ごめんね。
  ・・・・・なんかさ、〇〇怒ってない?
 いや、なんか怒っとんやないかなと思って・・・それならごめんね・・・
 いやね、あたしの結婚が急に決まったけっちいって、
 〇〇とはいがみ合って終わりみたいのは嫌なんよ・・・
 あ!ごめん!きらんで!きらんで聞いて! 」

? 何だ??
! 略奪愛? 親友の彼と・・・的な?


「 〇〇には本当にやさしさいっぱいもらったし、感謝しとんよ、まじで。
 〇〇のためならなんだって出来たし、最悪殺されてもいいと思っとった・・・」

? 元彼か?
にしてもなんだかおだやかじゃないなぁ。

「 でもね、あたし、守らないけん大切な人ができたんよ・・・ 」

ほうほう、結婚する相手のことやね。

「 でね、〇〇がいろんな意味で怒っとって、
 あたしの大切な人のキャリアに傷をつけるようなことを、
 もしされたりしたらマジで困るんよ・・・
 だけそれだけ言っとこうと思って・・・。ほんとごめんね。 」

キャリア・・・?
ふーん、よくわからんけど。

「・・・うんうん、あ、そうそう、入籍する日がきまってさー、
 おおみそかにしたんよ。
 年がかわるかかわらんか、ぎりぎりに出そうと思って。
 おもしろくない? 」

いや別に。

「 うんうん・・・うんうん・・・
 じゃほんとに今までありがとね、いろいろ。
 じゃ〇〇もがんばってね・・・うん、じゃーねー。 」

と、まぁざっとこんな感じの内容で、電話は切られた。

・・・なんかよくわかんないですけど、おっそろしーい女だな、君は。

こんな人とうっかり結婚しそうになっちゃってる男性、お気の毒~。

しかし、世の中にはいろんな人がいるもんですねぇ。


ちなみに私、この間、
最新の携帯におーすげー!とかいって感動しまくりで、
きっとプロントの店員にも
「 あの人ずっと携帯いじってんなぁ 」
って思われてたはずってぐらい携帯に夢中だったんですけど、
だから盗み聞こうとか全っ然思ってないんですけど、
もうめちゃくちゃ地獄耳で。
もう昔っから。
ぜ~んぶ耳に入ってきちゃうんですよ~。
ほんと、不思議。

!?・・・・・どっちがおそろしいって
私の方が全然おっそろしい女ではないか!? がーん。
あーびっくりした。

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