救急講習
鬼嫁です。
今日はじとじと雨ですね~。
暇そうだなぁ・・・。
昨日は私がお産をした小倉南区のなかむら産家(←誤字じゃないよ)で行われている、
救急隊員の方に教わる救急講習に行ってきました。
こどもの心肺蘇生法や、食べ物ををのどに詰めてしまったときや
おもちゃなどを誤飲してしまったときの殴打法など、
為になることがいっぱいあって、勉強になりました。
講習の最初のほうに教えてもらったのが、
こどもがひきつけを起こしたり、顔面蒼白になって意識を失ったりした時の
親の狼狽っぷりがハンパではないこと。
実際にこどもが突然ひきつけを起こして119番に電話をしてきた
お母さんと救急のコールセンターの人との会話の録音を聞かせてもらいました。
お母さん 「 あのあの すぐきてください! 」
救急 「 どうしました? 」
お母さん 「 あの こどもが意識がなくて・・・ 」
救急 「 どんな状態ですか? 」
お母さん 「 わかんないんですけど はやくきてください! 」
救急 「 住所はどこですか? 」
お母さん 「 天神です。天神です。 」
救急 「 天神の何丁目ですか? 」
お母さん 「 え?なんですか? 天神です! 」
救急 「 落ち着いてください。 天神の何丁目ですか? 」
お母さん 「 え~とえ~と、さ、3丁目です!お願いはやく! 」
ブチッ、ツーツーツー。
と、こんな感じ。
結局会話の途中で電話がきれてしまいました。
救急隊員の方いわく、名前はだいだいの人が言えるそうなんですが、
住所と電話番号を言えない人はかなりの確立でいるそうです。
なので、「え~そんなの!」と思うかもしれませんが、
家の電話の前に名前、住所、目標物、携帯、電話番号を書いた紙を
必ず貼っておいてくださいといわれました。
う~ん、実際このぐらいパニックになるのか、紙貼っとこ、と思いました。
後はマウストゥマウスとか心臓マッサージとか。
赤ちゃんの胸の厚みの三分の一も押すそうです。
けっこう強く押すんですね~。
ちなみに胸を押すテンポは、
♪せーかいーにひーとーつだーけのはーな~♪
だそうです。
あと、昔は出血をしたら関節などを紐で縛って止血したりしてましたが、
神経細胞がダメになるそうで、今は傷口の局部を布などで押さえて止血するそうです。
これも軽く押さえても止まらないのでしっかりと押さえましょう、と教わりました。
やけどの処置の仕方も習いました。
「 Tシャツの上から、熱いお湯をかぶってしまったらどうしますか? 」という質問で、
正しい処置は 「 脱がせず服の上から流水で10分間冷やす 」でした。
聞くと、あーそうだったそうだったと思うけど、
実際その瞬間になると、あわてて服を脱がせてしまいそうだなぁ、と思い
気をつけないと!と思いました。
最後に救急隊員の方の忘れられない言葉。
「 息をしてないなら、これ以上悪くなることはないんです。
勇気を持って救助しましょう! 」 でした。
はい!がんばります!
本当に行ってよかったです!
ありがとうございました!
comments
私も頑張ります!!
イエス!!タイムリー!
私も、先日自動車学校の学科教習で応急救護があったのです。
10人ほどのグループでやったんだけど。
免許を取りに来ている訳だから、ほっとんどが18~19歳の少年少女たち。
まずはお手本を先生が示してくれて、それに習って1人づつやるんだけど、
「負傷者発見!周り安全よし!大丈夫ですか?」と演技?するのが、みんな
どーにも恥ずかしいみたいなのよ。
そういえば恥ずかしかったよね、わたしも(若いころは)(笑)
とおもいながら、倒れているのが自分の子供や友達の子供、住んでいる団地の子供たちだったら?とおもったら、わたし一人超真剣。
あまりの若者たちのダルダルぶりに先生が業を煮やし
「もし、倒れているのがあなたの大切な人だったら、と思ってやってください。
大切な人が意識を失って倒れているのに、何にもできないことほど悔しくて心残りなことはないでしょう?」と説教。
若者たち、相変わらず、しっら~。
わたし、号泣。
もう、嫌ねえ、歳とるっち。
住所と電話番号の紙、はろーっと。
ばーばへ
よろしくお願いします。
あっこへ
自動車学校でもやるもんね~。
確かに若いときは恥ずかしいよねぇ。
結婚したりこどもが出来て初めて、「 大切な人 」って言葉がピンとくるけど、
若者にとってはリアリティに欠けるかも~。
しかし号泣って笑える~。
こども産むと涙腺ゆるくなるなる。わかるわかる。